2022年を振り返る(中編)
11月4日。また断捨離をしてます。
11月8日。大家から窓の亀裂の件で手紙が郵便受けに。内容はこうだ。
「うちだけ窓に亀裂が入るのはちょっと・・・専門家の方に相談してみたい。それと敷金、礼金はないのですか?」
日記前半で書いたように大家が部屋の窓の亀裂を確認しに来たのが6月の頭だ。
5ケ月も問題を放置して、更にさも俺に問題があるかのような言い分にもとれる内容。
更に意味不明なのが、敷金、礼金?それは少し調べたらすぐに分かることだし関係なくね?
この手紙(というか紙切れだが)を読んで激昂した。流石に。
すぐさま不動産屋に電話したが休みだった為、消費者センターにかけて相談した。
大家には窓の修繕義務があるのにそれを果たしていない。どうすればいいか?
答えは簡単で、調停すれば良いと言われた。簡易裁判所に行って。
そこまでするならもうここの大家にお金を(家賃)払いたくないし引っ越した方が早くね?
そう考えて、ネットで近場で家賃の安い部屋を探した。すぐに見つかった。問いあわせた。
するとその部屋はもう先客(法人)が居て決まりそうだと。で、別の部屋を紹介された。
その場所は徒歩ですぐに行ける場所だった。内見しますか?と言われたが一先ず冷静になる為に断った。
翌日、その物件は近いので一人で見に行ってみた。家賃は3万円台前半の激安物件だ。
その物件の良かったところは、専用ゴミ捨て場があることと、角部屋であることだけだった。
先ず、ネットでその物件を見たらモニターホンとあったが実際はただのインターホン。
更に通路の天井に灯りはなく、夜は真っ暗になるだろうなと予想できた。
更にドアは薄く、強く叩いたらおそらく穴があくだろうと思われる強度に見えた。
ドアノブも同様。防犯性がかなり低いなと思った。
室内の様子はベランダ側から入り室内を覗き見できた。
壁はやはりとても薄く、冬なんかは底冷えしそうだ。
勿論ユニットバスで独立洗面台もない。
自分の住んでる部屋は大家は〇〇だが物件自体はとても快適で気に入ってる。
隣人も静かだし。建物も新しいからきれいだし。
取り敢えず現実を知った私は、一先ず引っ越しは止めた。
(完全にやめた訳ではないが当分は先だ)
11月10日。不動産屋に電話し大家の対応がおかしいのを報告し手紙も見て貰いたいので来て頂けるようお願いする。
来て頂けたので手紙をお見せする。スマホで撮影されてました。
民法では大家が修繕義務を怠っている場合、それで借主に被害、損害が出た場合、家賃を減額するという記述がある。
これは窓の亀裂の件とはまた別に、モニターホンの修理、交換も5カ月くらい放置されたのを訴えた。同時にこのような対応で次回の更新料(来年の2月だ)を満額支払いたくない旨を伝えた。
消費者センターに相談したこと、調停も考えてるし、引っ越しも場合によっては考えていることも伝えた。
不動産屋の担当者の方は私個人では決められないので上の者と相談しますとのことでした
取り敢えず一段落した。
11月12日。また夜に断捨離をする。確か部屋にあったカラーボックスの1つを捨てることにした気がする。
11月15日。この日は私にとってはとても大きな意味を持つ日となる。
突然だが私はもう11年も女性としていない。ひきこもりで無職のおじさん。
彼女などできるわけもない。このまま一生DTで人生を終えるのか?
これを読んでいる女性の方がもし居たら、「バカバカしい」と一笑にふすかも知れないが私にとってはずっと真剣な問題だった。
梅毒が流行してる今わざわざお金を払ってすることか?と言われたら正論である。
しかし貴重な30代後半を療養で寝て過ごし11年もしていないというのは、もうこれも異常事態といってもいい。
私は真剣に悩み考えた末、リスクもあるし、お金もかかるが、デリを利用することにした。
しかしそういうお店を利用するのは初めてだ。緊張感はMAXになった。スマホに電話番号を入力してからかけるまでに1時間近くも葛藤した!
しかし私は未知との恐れに打ち勝ち意を決して電話した!
かけると数コールですぐに繋がった。快活な声の女性だ。
私はいきなり初利用で初フリーも怖かったので事前にどのお姉さんにするか決めていた。
問題なく決まりこれから派遣してくれる運びとなった。
それからほどなくしてお姉さんが部屋にやってきた。ちなみにお姉さんは本当に私よりも年上の「お姉さん」です。
年上のお姉さんが好きなので。そんな性癖は良いとしてルックスは普通。体形はぽっちゃりめだ。
ガリガリのモデルみたいなのより。ぽっちゃりの方が好きだからそこもOKだ(どうでもいい)
挨拶して、お金を支払って無事に終了した。今月が誕生月であることを伝えると持っていたお菓子をくれた(笑)
11年もずっとやりたかったことがようやくできた。この達成感、満足感は言語化が難しい。
このまま4んでたら絶対後悔するであろうことを1つ解消できたのはとても意味がある。
11月16日。断捨離の為、また本をブックオフに売りに行った。
そして前日、4ぬまでにやりたいことの内の1つを達成した私は、もう1つずっと前からやりたかったことをすることにした。
それは鰻屋の国産鰻を食べることだ。孤独のグルメという番組があるが、そこで出てきた鰻を見て、いつか俺も鰻屋の鰻を食べてみたい!
そう思い続けていた。取り敢えず駅前まで出てみたが以外に鰻屋はなかった。
一旦家に帰りググった。近場に一件、鰻屋があり見に行ったが潰れていた・・・
再度ググったら家からちょっと歩いたところに鰻屋を見つけた!
しかしただでさえ敷居が高いのに完全予約制の店だった!
値段は普通の鰻屋と変わらんか少し安いと思う。ドキドキしたが、意を決して電話した。
すると鰻重は今日は切らしてるが、鰻丼なら提供可能とのことだった。
私は会食恐怖症でもある為、これは丁度良かった。鰻重だとガッツリ量があるが、鰻丼ならそんな量もない。おまけに安くなる。
鰻丼の上を夕方の開店直後に予約した。予約時間の5分前くらいに到着したら中に入れてくれた。
目の前で鰻を炙っているところを見て流石にテンションが上がった。
しかしパニック障害の予期不安も同時に出たため、頓服をお茶で飲んだ。
10~15分くらい待って鰻丼セットが提供された。
先ず香りを楽しんだ。記念にスマホで撮影もした。冷めないうちに食べないといけないからすぐ食べた!
柔らかい!口の中でとろけた!味は予想の範囲内でそこは少しハードルを上げ過ぎたかも知れないが、十分美味しかった。
食べながら次来るとしても、また1年後とかかな?と思い、食べることに全集中した!
味や歯ざわり、香りを忘れないように。幸い開店直後で客は私だけ。
じっくり味わうことができた。禁酒しているのでビールなどは頼まなかった。
完食してお会計を済ませてお礼を言って店を出た。
これでまた1つ、4ぬまでにやりたいことが達成できたことの満足感があった。
11月17日。断捨離で出たゴミを3往復もして捨てた。
また長くなってしまったので一旦ここで区切らせてもらいます。続きます。
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